岩手県盛岡市 くろいしの保育園
新制度のスタートとともに
おが~るシステムを導入しICT化を目指す
昭和49年に盛岡市立保育園として開園し、平成26年から社会福祉法人岩手県同胞援護会に移管されたくろいしの保育園。子どもたちの個性を尊重するとともに食事や排せつ、睡眠、着脱など正しい習慣を身につけることの大切さを教えています。また、保育士との信頼関係をもとにさまざまな人たちとの関わりを広げ、生きるために必要な力も養っています。ICT化の初期段階でシステムを導入した同園に詳しいお話しをお聞きしました。
システム導入で生まれる気持ちのゆとり
システムを導入したきっかけは、2015年度から始まった「子ども・子育て支援新制度」です。
登降園の時間を正確に記録するほか、作業の効率化を図るため利用することにしました。
導入して一番良かったのは、延長保育の集計です。それまでは手書きで記録したものを集計していたので、かなりの時間と手間がかかっていました。システムを使うことで作業の負担もなくなり、気持ちの上でもだいぶ楽になりました。
課題は保育とシステム
活用とのバランス
現在はおが~るシステムの中で、延長保育の集計や請求書、領収書の発行などのメニューを活用しています。本来はもっと多くの機能があるシステムなので、これだけしか使えていないことに「もったいない」という思いもあります。ただ現状では、保育士がパソコンに触れる時間を確保するのが厳しいことも事実です。子どもたちの保育を最優先にしつつシステムを活用する、そのバランスが難しいと感じています。
自分たちのペースで
活用の幅を広げたい
目の前のことに追われる毎日であることは確かですが、このままで良いというわけではありません。実際にシステムを使うことで楽になった作業もありますし、その分、保育に集中できるようになったと感じています。現在は使用していませんが、今後は子どもたちの成長記録や職員の勤怠についても使ってみたいですね。少しずつでも当園の状況に合わせて、おが~るシステムを活用していけたらと思っています。
くろいしの保育園の人気機能ランキング
先生たちの声をもとにおが~るシステムの人気機能を発表!
年度更新
年度ごとに発生する5歳児の卒園登録やクラスの変更などが事前に予約することが可能です。一番忙しい年度末に作業する必要がありません。
請求書
園児ごとに自由な締め日で明細を発行することが出来ます。登降園に関する延長・預かり保育料のほかに写真代やおやつ代など個別に追記することも可能です。
利用台帳
園児の登降園時間のデータを日別、月別など様々な形で出力することができます。